千葉工業大学 工学部 機械工学科

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御宿小児童にロボ教室 修学旅行に代わる思い出に 総工研とfuRo室長

御宿町立御宿小学校で11月20日、先川原正浩・未来ロボット技術研究センター(fuRo)室長と文化会総合工学研究会(総工研)によるロボット出前教室が行われた。

包括連携協定を結んでいる御宿町から、コロナ禍で中止した修学旅行に代わる思い出のイベントを……と要望があり、本学は、科学技術を身近に感じ学生たちの研究成果にも触れて、学びの大切さを感じてもらおうと内容を企画。当日は、同小学校6年生と、近隣の布施小学校の6年生も会場の体育館に集まった。

総工研メンバーの佐々木嶺さん(未来ロボティクス専攻1年・クラブOB)、森川昴哉さん(機械工学科2年)、藤原大輔さん(先端材料工学科2年)の3人が、ロボット操縦の体験会に協力した。本学では感染予防でクラブ活動が制限されており、参加学生は2年生になってから、ほぼ活動ができていない。それでも児童たちの喜ぶ顔が見たい、と短期間でロボットのメンテナンスを行った。

体育館の特設フィールドに2足歩行ロボが登場すると「カッコいい」「速~い!」と歓声と拍手。児童たちはコントローラーの扱い方を教わり、簡単な操作でロボットが機敏に動くと、喜びの声を上げた。ロボット同士のバトルも披露され、応援の声が響いた。

ロボット講義では、先川原室長が▽未来のロボット社会がどうなるのか▽役に立つ最新ロボット事情――を紹介。製作途中の失敗動画を披露すると笑いが起きていた。

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