千葉工業大学 工学部 機械工学科

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緒方教授に材料学会功労賞 金属損傷の評価法開発 高温強度部門委

金属材料の強度評価や損傷機構の解明を進めてきた緒方隆志・機械工学科教授=写真=が、日本材料学会高温強度部門委員会から功労賞を贈られた。昨年11月、新潟市の新潟コンベンションセンターで開かれたシンポジウムで授賞式があった。

委員会によると、緒方教授はボイラー、ガス・蒸気タービンなど耐熱金属材料のミクロン単位で進行する損傷メカニズムを解明し、損傷シミュレーション手法や、目視できるき裂発生までを予測する余寿命評価法を開発。精度の高い評価法として稼働中の機器に適用されており、その功績をたたえた。

緒方教授は「名誉ある賞をいただき光栄です。約40年間、高温強度研究を続けることができたのは、多くの皆さまの温かいご支援と激励のおかげです。心より感謝申し上げます」と感想を寄せた。

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