植草 昌彦助教
研究室
(キーワード:機械力学・振動工学・摩擦・福祉)
機械の動的挙動に関する分野(機械力学)と福祉機器に関わる分野(福祉工学)について主に研究を行っている.
ランマの制振に関する研究
道路工事の現場などで用いられている地面を平らにするランマは,振動によりアスファルト等を締め固めている.その振動はランマを使用している人を白蝋病にする一因となり問題視されている.そこで,人に振動の影響がなくなるような制振装置を開発し,ランマにそれを組み込むことを本研究の目的とする.
ランマの外観
実験装置写真
車椅子の蛇行動に関する研究
実験装置概略図
車椅子は坂道等で簡単に蛇行動(前輪のキャスターが激しく回転振動する)を起こし,非常に危険である.この原因とその改善について実験より検討する.
解析モデル
実験装置写真
圧縮軸荷重を受ける棒の振動に関する研究
構造部材の固有振動数や部材に作用している軸荷重を知ることは構造物の安全対策上重要で,静的な軸荷重を受ける棒の固有振動数から軸荷重推定することは可能である.本研究では様々な条件下で棒に圧縮軸荷重を作用させ,そのときの振動特性を実験より調査し,軸荷重推定するための基礎データを収集する.
解析モデル